2015年10月13日火曜日

白黒スクリーントーン(のような柄で)


さて、前回2着縫い終わったパターンでもう1着。
珍しくも「がらもの」です。
少しストレッチ効いた生地。
画像の映り方だとちょっとウールっぽいけど、綿とストレッチ素材
(硬さがスパンデックスのような)でできてます。
今回は、柄合わせだけ、がんばった・・・・

ポケット部分だけバイアス裁ちにしてみたけど、縦横斜めストレッチきいてるから
伸びる伸びないという問題は、なし。
何とはなしに「ナマコ壁」のようなイメージになりました。





結構厚地なので、ウールのセーター重ねて着たりもできるかな。
試してみるにはもっと寒くなってほしいけど、
冷暖房不完備で過ごせる現在の快適さを思うとまだまだ試す時間など訪れなくてもいいよー、と
北風小僧のK太郎さんに言ってみたくもなります。
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2015年10月12日月曜日

旅先で裁縫雑誌を




欧州やら中南米に行く機会があれば、まず本屋を覗く。
乗り換えの空港内の書店から既に始まってる感じではあるけれど…。
目的地へ着いたら地理を把握しながらチェック。

街中に書店らしい構えのすくない場所ならキオスク。
表に本を出しっぱなしの国もあれば、
ばっちりガラスかアクリルの窓で密閉されたキオスク内部に並べられた雑誌を、
これまた箱入りおばちゃんに恐る恐る指差して取っていただき、
小さな小窓ごしに何ルーブルかと交換するような…
寒さと治安両面からそうなるのはわかる…立読みはできないのが、ちょっと。

フィンランド、ヘルシンキのアカデミア書店には欧州北側の裁縫雑誌が数点充実していた。
フィンランド本家のSuuriKasityo(GreatHandworksなどと訳しておけばいいかな)
は創刊数十年という老舗。

画像右下のKasityoは海をまたいだ隣国エストニアの裁縫雑誌。
近い国ながら雰囲気結構違うのが面白い。フィンランドのはすっきり実用派、
エストニアのはディテール凝った伝統柄がベースになってる印象。

左側のPatronesはスペインの版元。
スペイン語圏には結構流通しているらしく、
この本を初めて見つけたのはメキシコシティの生地屋がならぶ一角…の舗道で
裁縫雑誌の古本を専門に商う露天商の店。

その場で数冊買い、安宿に帰って読んだら中身の豪華さにドヒャ~っ…プラダにアルマーニ??
太っ腹なことにパターンを提供しているらしい…といっても、結構前の話。
数年前に定期購読してみたら、往時ほどの勢いはなし。

うーん、話が長くなりそうだから、また、そのうち~…
今日のうちにひとつ、袖を付けたいジャケットがあるもので。
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