2014年10月13日月曜日

仕込みなう



悪天候ならばひきこもり上等。
いいじゃないか、ゴミ出しと台風の強風対策で庭木の枝おろしもやったし!
冷蔵庫や地下食料庫から引っ張り出したあれこれで和食三昧なおかずもこさえたぞ!

どうだー、いつでも来やがれぃ、こちとらぁ立派なひきこもりだぞぃ。

なんつって昼間から気合を入れていた割には小雨程度で・・

ひきこもりには引きこもりなりのやり方があるわい。

てなわけで、最近見つけた独逸国のメジャーそうな女性誌のwebsiteから引っ張り出した
パターンのデータ。
今日はこれを9分割にして出力し、ひたすら内々にトンボで合わせて切り貼り。
お天気良い日にはこの作業、たぶんやらないな。雨天に感謝。

さて、どんなのができるでしょう。楽しみです。


http://www.brigitte.de/wohnen/selbermachen/kleider-selber-naehen-1173376/4.html

2014年10月9日木曜日

Yemaja o Babalu Aye?

数年前に神保町の某所にて買った、現代物のとんぼ玉。

こんなやつね。



面白いじゃんと思いつつ、何と一緒につないだら良さそうかまで思考が至らず。

最近引っ張り出して眺めてみたら、おおなかなか面白いじゃないの。というわけで、
久しぶりにワイヤー使ってつないでみることにした。

ちょうどよく白色のホワイトハート(なんだか変だよねえ、白いホワイトハート。
うどん玉のせたライスみたいな感じ?)・・のいつ買ったか忘れたようなビーズもあるし。

真ん中の大見出し小見出しみたいなポジションのは決定。
柄が青いから端に青のホワイトハートで枠をとって・・・

おお、そういえばバラして使うつもりで買ったにせものアンティーク風ネックレスがあった。
これがまた、わざわざいびつに作ったうえに、ヨゴシが入ってるという念の入れよう。
レジンか何かでできていて、強度もある。
何本か束になっているネックレスの一本を取り端を切り、ばらばらにする。

全て白いので作ってサンテリアっぽいのにしてもいいかのう、とも考える。

青を加えたらYemaja か Babalu Ayeみたい。
もっともそのカミサマ2名のイメージだと青白のシマシマとかもっと青の分量がないと・・
と、言いだしたらきりがない。
白くて不揃いなビーズを見るとどーしても思考がハバナのサンテリア兄ちゃんズに至る。


あああ、あとピンな写真になっていた・・


しばらくこの組み合わせでいってみましょ。。

2014年10月6日月曜日

雨降りと低気圧だから古いビーズを組もう





年々、でっかい台風が先送りされてるような気がするんですが・・
気のせいじゃないんでしょうね。
南西部にお住まいの皆さん、大丈夫でしょうか。
こちら関東もいっちょまえに一日雨降りです。
どうかこんな気候ですからご無理なさらずお過ごしになれますように。

低気圧、心身ともにどよ~んとキております。
こういうときは何をするか?
まあ、細かくなく、割と一発勝負で結果のでそうなものを作ってみる。
(もちろん、何もせずにだらりとするのも幸せそうですが。)

余りに外が暗いので、眼にビシバシ響きそうな配色のビーズ組みを久しぶりにやりました。

ビーズそれぞれはずいぶん前から持っていた。

赤いのはかなり古いもの。
池袋のサンシャインなんたらでアフリカ系企業がビジネス用の展示会をしていた時、
たまたま件のビルに寄ってちょっとのぞいたら面白そうなビーズの連を売っていた。
今思えばもっと買うべきだったなというおねだんだったような・・・
きっと、売る側が国内相場をあまりリサーチしてなかったんだろうな。

多分、ベネチアンとかボヘミアンの何か。いいかんじの赤。
精製しきれていない純度低そうなやつが好み。
長さ、結構ある。真ん中の長いので直径40mmくらい。

何か別の組み方をして首にぶら下げていたけど、今の好みではなくなったので破壊・分解。
壊れなければ何度でも作り直しができる。ビーズのいい所っすね。

小粒(直径5mm前後)の青・赤は確か某有名オークションでポチったやつ。
この手のビーズ専門で売る人が「あるアフリカ人から預かったわけあり品。由来年代不明」
というちょいとワクワクするような説明付きのホワイトハート(内側の芯みたいなとこが白いやつ)。
青一色で組んで暫く使っていたら、ワイヤー端の処理が甘かったようで重さに負けた。
この青一色もなかなか味わいがあったのだけど・・・。

というわけで破壊したのと壊れたのをあわせて再編集。
太いワイヤーを使ってます。重さに負けないように。

なかなか、ずっしりとしたヤツができあがりました。

ブツ撮り用の適当なバック紙が見当たらないので、MUJIのクリスマス用パッケージを
敷いて撮影。ズボラですね。でもこれならビーズのややクリアな感じが出るかな。

久しぶりにビーズなんかいじった。縫い物とは別の集中力が要るみたい。
出来上がった頃にまた低気圧のどんよりが。
できたものを枕元に置いて昼寝、起きたらすっかり夕方。
明るさで言えば一日夕方のような感じでしたね。

おお、明日の通勤交通事情が心配になってきました。
そろそろ寝ます。では。皆さんもご無事な週明けを!



2014年10月2日木曜日

Antes que anonchezca (解体10日前の家で)

やってきました、ばーちゃんとのコラボ。
もう、解体10日までだというのに、この「いつもどおり」な感じ。
それを無理やり味わいにきたわけだけど・・・。

前回話をした、客用ふとんをくるんであった、綿銘仙のような生地に
もう一枚縫い合わせてある丈夫なふろしき。

色々補修が入ったものだったのはお見せしたとおり。

こんな感じ。



空家であるから、誰も来ないし誰かが居るとも思われていないのをいいことに、
がっつりと製作活動に集中。

古い家屋なもので、コンセントらしきものは右側の柱にあるものひとつだけ。
常時タコ足と延長コード使用です。

「万年床」ではなく「2.5日床」程度の敷きっぱななしであります。
次に来る予定の身内用に、日向に干しつつ使用。





さて、東京の自宅にて必要な部分は裁って持ってきた。
あとは縫うだけ!!!

着物生地だからね。
今回は全て手縫いで。

縫い方は、既に勝手知ったるサンプラ/MPLのクルーネックフレアードレスのパターン。
裾をデフォルト丈よりも10cmほど短くしてある。

解体前の家とのお別れ裁縫大会でもある。
土壁のヒビにも会えなくなるのである。
震度6強に耐えたのだから、最後までほめてあげる。おうちよ、きみはえらい。



2枚あった客用ふとんのもう一枚はほとんどソファー代わりに使う。

朝の10時ごろから縫い方はじめ、
「返し縫い」と「折伏せ縫い」を繰り返し、
2枚重なった生地をうまくツレないように、とか
ばーちゃんがそおっと縫い合わせた箇所がほつれそうになるのをカバーしながら、など
一回人の手が加わったものを形にしていくのも・・・た、たまには・・い、いいかも。

時々手を抜きたくなる気持ちになると、何でもビシッと仕上げていたばーちゃんの声が、
どこかからしてくる(ような気がする)のだった。
(もしかすると、横から見ていたかしら。)

時々、激しい充実感に襲われ、うわあ、縫い終わりたくなーい、と感じる瞬間あり。
ものすごく面白い小説を読んでいる時の気分にも似た感覚。
説明しがたいナニモノカとの一体感というか。

しかし滞在時間には限りがあり、ここを出たらやること満載。
ガス水道電気全てが通っているうちになんとかしなくちゃ。
10日後にはここにあるものは土に還っちゃうし。

Antes que anonchezca!!



夕方までには何とか完成。
廊下の突き当たりで、箒や高枝鋏たちと記念撮影。

夢中になりすぎ、昼飯を抜いてしまった。
さて、これを着て墓参りにでも行くかあ。
やはりばーちゃんには、見せて自慢しとかないといけない。

っつか、やはり手抜きを指摘されそうな気がしないでもない・・・夢枕に立つのはかんべん。