2016年8月18日木曜日

盛岡・紺屋町で


毎週第三日曜の朝から、盛岡の紺屋町で開かれるアンチック市。
現住所周辺の骨董市も色んな出会いがありますが、
もちろん旅先でも。

以前お見せした「めくらじま」の麻生地と、同じ出所の綿生地…のはおりものがオリジナル。
連れて帰ってきてから、どう裁って使うかちょっと考えておりました。
(うーっ、いかにも古布好きオーラを放ってま~す…みたいに見える造りは避けたい…)
(丸襟なんか付けたらばっちりそちら側っぽいし…)
古布をしれっと使うのはほんと悩ましい。方向が決まるまで。
しかも丈は短く、着丈の出来上がり寸法だけは既に変更不可。

まあ、そういうシバリがあるほうが楽しい。予備の生地が出ないとこもスリル満点。

なんだってそんな面倒事にわざわざ突入するのか…
古布の綿織物は着心地いいもんだわ、と知ってしまったがゆえ。

という訳で、
数ヵ月悩んだり忘れたりしたのち、昨日もお話しした
「すてハン」5月号の襟付きチュニックに落ち着いたのでした。今縫わないと秋になってしまうし。縫うプロセスは既に頭に入ったから、後は柄合わせだけがんばってみよう。
決まったらもう振り向かないからね…多分。

何にもしない試行錯誤で数ヵ月、
でりゃっ!
と勢いで縫うこと半日。

和布っぽさは、やはり残ります。
もう少し着たり洗ったりを繰り返すと、また違った味が出そう…かな。

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